メニュー

INTERNET Watchに掲載: ネットいじめ“脱傍観者”の雰囲気を独自授業で醸成~千葉県柏市、市内の中学校全生徒にいじめ通報アプリ提供も

Internet Watch Logo




INTERNET Watchに柏市教育委員会様へのSTOPit導入について紹介されました。2017年6月21日


[以下引用]
傍観者の視点に立って、ネットいじめを許容しないクラスの雰囲気を醸成するための授業を、柏市教育委員会が千葉大学・敬愛大学と連携して開発、同市立土中学校で5月下旬、その授業が報道関係者などに公開された。これとあわせて柏市では、ネットいじめを報告・相談できるアプリとして「STOPit(ストップイット)」を、市内20の中学校の生徒全員に提供する。ネットいじめの早期発見を目的として行われた授業の模様をレポートするとともに、こうした授業が生まれた背景と同アプリについて紹介する。

クラスの雰囲気を反映する「私たちの選択肢」

当日は、1年生を対象として「私たちの選択肢」という授業が行われた。授業で使われたオリジナル動画は以下のようなものだ。

舞台は中1のあるクラスで、主人公はおとなしい女子生徒だ。テストが返されたとき、クラスメイトのある男子生徒が、ほかの生徒たちの点数を見て「何だみんな俺より下じゃないか」と言う。「そういうのはやめて。みんな嫌がってるでしょ」と言われるが、彼は教室を出ていってしまう。

その夜から、「アルファトーク」というLINE風のクラスグループや、「waratter」というTwitter風のサービスで少年の悪口で盛り上がるようになる。徐々に学校でも陰で男子生徒の悪口を言う人が増えていく。あるとき、その男子生徒の上履きが隠される事件が起き、クラスの雰囲気は最悪になってしまう。それに対して別の生徒がアルファトークで「やりすぎでは?」と書き込むが無視されてしまい、悪口がもっとひどくなってしまう。

ここで動画は一度止まり、自分が主人公の女子生徒ならどうするかという2択が提示され、授業を受けている生徒たちに投げ掛けられる。

1)男子生徒に対する悪口をやめるようアルファトークに書き込む
2)アルファトークに何も書き込まない

クラスの生徒22人のうち、18人が1)を、4人が2)を選ぶという結果になった。

)を選んだ生徒は、「自分が勇気を出して言わないと止まらないから。おかしいことだからトーク内で反対されても言うべき。ほかにもおかしいと思っている人がいるのでは」「自分が止めないといじめが悪化して、クラスの雰囲気も悪化するかもしれないから」などと回答。

一方、2)を選んだ生徒の中には、「自分がやっても変わらないかもしれないし、次は自分がいじめられるかもしれないから」と、自分に火の粉がかかることを恐れて書き込まないという考えが目立った。

動画には、1)と2)の2つの未来が用意されている。クラスにおけるそれぞれの選択肢を選んだ割合を入力し、それによってドラマが進む未来を決定する仕組みだ。確率なので人数が多いほうの選択肢へ進む可能性が高くなるが、少数が選んだ選択肢が未来となる可能性もあるというわけだ。

このクラスでは、1)になった。主人公の生徒がアルファトークに書きこんだところ、クラスのみんなが同調してくれて、いじめが止まった。クラスの雰囲気もよくなり、書き込みをきっかけに新しい友だちができたという、全体にハッピーエンドな結末だった。

では、2)ならばどうなっていたのだろうか。動画の続きはこうなっている。

いじめがさらに広がり、男子生徒は一人でいることが多くなってしまい、主人公は「自分はどうすればよかったのか」と悩んでいるという結末だ。

感想・意見を発表する時間には、「見ているだけでは変わらないので、行動を起こさなければと思った」「誰かが止めないとエスカレートしてしまう」「自分の意見を言うことは大切」といった声が挙がった。

(引用元: INTERNET Watch)
[引用ここまで]

▼全文はこちらでご覧いただけます。